2月14日は「恋衣(こいごろも)」
「恋衣をまとっている・・・・」恋をしている人を、優雅に言い表しています。
きっと、ふわふわと身も心も舞い上がってしまいそうな衣でしょう。
ところで、恋は「来い」なんです。
古くは、人に限らず、土地、季節、植物なd、自分から遠く離れている物事を思い慕う気持ちをいいました。
つまり「自分のそばに来てほしい。こっちへ来い」・・・・そんな気持ちが恋なのです。
だから、身近な存在になった時、恋が冷めてしまうのも、当然のことといえるかもしれません。
恋衣も知らず知らずのうちに、脱ぎ捨ててしまているもの。
そこから、着飾らない者同士の、新しい物語が始まるのですね。