1月14日は、「昴(すばる)」、王者の星
昴とは、牡牛座のプレアデス星団のこと。
六個の星が集まっているように見えるので、「六連星(むつらぼし)」ともいわれるが、
実際の星の数は120個もあるという。
語源は、「統(す)ばる」。
集まってひとつになるという意味の言葉だ。
古くから親しまれ、「統一する」という意味に通じるところから、「王者の星」と呼ばれてきた。
冬の、凜とした空気の中で、星を見上げると、身の引き締まるような勇気が湧いてくる。
今見えている昴の光は、約450年前の光。
気の遠くなるような、はるかな時を越えて届いたメッセージを、
私たちは、無意識のうちに感じ取っているのだろうか。
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ちなみに、いまから450年前とは、1569年。永禄12年の戦国時代、
9年前の永禄3年(1560年)に桶狭間の戦いで今川氏真(うじざね)は、武田信玄