12月13日は「夜這い星(よばいぼし)」、恋する星
流れ星の正体は、宇宙に散在している塵(ちり)だという。
その流れ星の呼び方も、地方によって様々だ。
他の星に縁を切られて落ちていくところだた思って「縁切り星」、反対に、他の星に嫁ぐところだとみて「星の嫁入り」という地方もあるようだ。
「夜這い」も、昔は「婚(よばい)」と書いたぐらいで、もともとは、「呼ばい」。
結婚を求めて呼びかけることだったそうだ。
昔は、恋しいと思いつめていると、魂だけが抜け出して、その人のもとへ行くと信じられていた。
流れ星は、恋する魂というわけだ。
流れ星が消えないうちに長い毎を三回唱えると叶うといわれているが、いつも、あっという間に消えてしまう。
恋心は、ものすごい速さで飛んでいってしまう。