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耄碌(もう69歳+2)のKoala


by mouroku1949

ミラー効果、八咫鏡(やたのかがみ);9月29日(土)、雨

昨夜の某ホテルでの対応について、どこかに書いた;

https://ameblo.jp/dadkoala/entry-12408289273.html
ミラー効果、八咫鏡(やたのかがみ);9月29日(土)、雨_b0391271_17190489.jpg
土曜日は朝から雨がしとしと。

「ミラー」が出たので、別の見地から「鏡」について考えてミラー。



先ず三種の神器
八咫鏡やたのかがみ)は
古事記に記されてるという;
>>
高天原の八百万の神々が天の安河に集まって、川上の堅石(かたしは)を金敷にして、金山の鉄を用いて作らせた」と記され、>>

伊勢神社内宮に天照大神の御神体として奉納されているという。

Wikiによれば、「八咫(やた)」とは「大きいもの」をさし、この鏡の直径は46cmもあったらしい
ミラー効果、八咫鏡(やたのかがみ);9月29日(土)、雨_b0391271_06161695.png
さて、天孫降臨の場所とされる高千穂。
私は、その昔に先輩と一緒に熊本から阿蘇を回り、気の向くままこの高千穂へ行った事がある。

記録に残るニホン最古のストリップ劇場とされる天岩戸で、天照大神が岩戸を細めに開けた時、この鏡で天照大神自身を映して、興味を持たせ、外に引き出したとされる。

ということは、その当時「鏡」というモノの存在を知らなかったのだろうか。
旧約聖書にも、「鏡」は登場する。勿論それは青銅の研磨を要するもの、
「聖書、鏡」で検索したら、ひとつの印象的なブログをヒットした;
-->>http://kirisutoinochi.seesaa.net/article/182740549.html

>>
「鏡の法則」や「引き寄せの法則」などによって一時的に自分の心にやる気や積極的な思いを受け入れたとしても、決してそれは長続きすることはありません。なぜならその行為は今までと同じように、外の世界の考え方を自分の内側に受け入れるといった「受動的」な行動であるからです。

このような私たちを変えるのは、外側からの影響ではありません。○○を自分の内側に受け入れない限り、私たち人間は自分の内側よりあふれ出る悪いものの影響を受け続けることになります。

私たち人間は誰もが鏡のような存在です。私たちはこの鏡を常に何かに向けています。そしてその鏡が反映するものの影響を常に受け取っています。

それと同時に私たちの内面は外側に反射します。逆に言えば外側の世界は私たちの内面の反映です。
私たちは誰もが、自分の見つめているものを心の鏡に反映させている。  >>>

改めて、母国日本語について考える;
「みがかぬかがみ」という回文がある。
おまけ;暇なときにーー>https://matome.naver.jp/odai/2136167149377922801

我が家の土蔵で骨頭品の鏡があった。ずっしりとした重さがあり、同じサイズのカバーを外すが、曇っててうっすら私のブサイクな顔が見える程度だった。
ご先祖様は、この鏡を使って髪を結うなどしていたのだろう。
ついでに、当時の青銅和鏡の研磨について、次の記述があった;
>>研磨は、まず砥石による石研ぎ。使用される砥石は、対馬砥石(浄見寺)または名倉砥石がよいといわれる。つづいて硬質の朴炭、軟質の駿河炭を用いての炭砥ぎが行われる。砥ぎの最後は泥砥ぎである。砥の粉、明ばん、梅酢が使用される。鏡面が整えられ、平面の粒子を緻密にするとようやく顔が写るようになる。泥砥ぎの最終段階で錫アマルガムが施され研磨の工程が終わるが、なぜか寒中が適しているといわれる。http://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000191054 >>

「鏡」とは、己の表面だけでなくその心の内面まで映す身近な”アイテム”。

by mouroku1949 | 2018-09-30 08:23 | 日常