耄碌(もう69歳+2)のKoala
by mouroku1949
京都から手紙あり、雨に打たれて濡れ鼠のは、着替えもそこそこに封を切る。鮮やか絵葉書カードが目に飛び込む。昔、電気紙芝居で何度か放映された「御宿かわせみ」があった。平岩弓枝シリーズで、私も文庫本をいくつか読んだ記憶がある。舞台は江戸墨田界隈で、私はガキの頃から本郷の伯母宅に入り浸っていたから凡その土地勘もあり、登場人物の動きが手に取るようにわかるので飽きずに読んでいた。そして、当時の人々の醸し出す人情の機微、現代の無機質、淡泊な世相に失われていた暖かさを、そこに見いだしていた。「御宿かわせみ」でネット検索すると、どこかの観光旅館がずらーと出てくる。今の世は、ケーザイ・カネ優先なのか、、、、
あ、忘れてた下記を参照へhttp://www.ne.jp/asahi/on-yado/kawasemi/